アラサー女の二人旅行記 in 志摩スペイン村

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こんにちは、macaronです。

ゴールデンウィーク前半戦、4月27日~28日に三重県、志摩スペイン村へ行ってきました。

友人にお誘いいただいての旅行だったのですが、とても楽しかったです。

最近の個人的に行きたい国ぶっちぎりの1位はスペインだったのですが、志摩スペイン村へ行ってからその気持ちが更に加速してしまいました。

パーク内の他にも、ホテルでコース料理もいただいたので、それも写真を載せておきます。

それでは、どうぞ!

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スペイン村 パルケエスパーニャ・フリーきっぷ(近鉄)

徳島ー大阪間はバス、そして大阪ー志摩スペイン村間は近鉄が取り扱っているパルケエスパーニャ・フリーきっぷを使用しました。

セット内容は以下の通りです。

・近鉄電車 発駅~フリー区間までの往復乗車券

・近鉄電車 発駅~フリー区間までの往復特急券

・近鉄電車 フリー区間の乗り放題券

・三重交通バス 志摩スペイン村までの往復乗車券

・志摩スペイン村 パルケエスパーニャパスポート引換券

(※フリー区間……松島~賢島間)

ひとつにまとまっているので、それぞれ別に購入する手間が省けます。

金額は、大人:9,300円、65歳以上、中高生8,300円、小児:5,300円です。

単独で購入した場合の金額は大阪から行く場合だと、

・大阪難波ー鵜方:乗車券2,770円、特急券1,640円(片道)

・三重交通バス(鵜方ー志摩スペイン村):450円(片道)

・志摩スペイン村入場券(大人1日入場券):5,700円

になります。

乗車券や特急は往復で必要になるとして、大体15,420円……なんとフリーきっぷの方が6,000円程お得に購入出来ます。

今書いていて、思った以上に安くて自分でも驚きです。

ただし、フリーきっぷは駅の窓口、インターネットのどちらでも購入出来ますが、インターネットで購入した場合、特急券は完全指定席のため、乗車前日までに引き換えないといけないので、ご注意ください。

いざ、志摩スペイン村へ!

移動~入園、パレード

朝6時30分ごろに徳島を出発しバスで大阪難波へ。

そして難波から特急へ乗って鵜方、そこからバスへ乗り換えてホテル志摩スペイン村に到着したのは13時過ぎ。

6時間30分かけた大移動になりました笑

ただ、ゴールデンウィークの期間は20時まで開園していたのでじゅうぶん満喫することが出来ました。

ちなみに、特急の中で駅弁を食べました。美味しい!

ちらし寿司!

ホテルに荷物のみ預けて裏口から入場すると、既にパレードが始まっていたので必死に追いかけました。(本当に必死だったので、写真が1枚も残っていない笑)

途中からになってしまったけれど、時間的に見られないかも……と思っていたので少しでもみられてよかったです。

今までパレードって他のテーマパークでもあまり見たことがなかったのですが、すっごく楽しいですね!

曲に合わせて歌って踊って……途中で観客も列に入って踊れる場面があったのですが、皆ダンスを完コピしていて凄く楽しそうでした。

しかし、驚いたのはファンサの凄さ!

何回も観客の方に来て握手してくれたり、カメラを構えている人の前で決めポーズしてくれたり。

これは推しができたら通ってしまいそうだな、と思うくらいには危険なファンサの仕方ですよあれは……。

名物のチュロス、乗り物

パレードを見送った後は、少し小腹が空いたので名物のチュロスを食べました。

パフェとか、ロングチュロスとか惹かれるものはたくさんあったのですが、ここはまず一番シンプルなのを選択。

チョコとプレーンがあったので、一つずつ頼んで友人と1本交換し、両方の味を楽しみました。

移動で疲れた身体に甘みが染み渡って癒やされます。

この日は途中から雨が降り出して割と寒かったので、チュロスのほんのりとした温かさもありがたかったです。

チュロスを食べ終わった後は、後でみる映画やショー、フラメンコの場所を確認しながらサンタクルス通りを歩いて奥の広場へ。

ちなみに、園内マップはこんな感じです。

配布パンフレットより

11番の「ドンキホーテ冒険の旅」というアトラクションに乗りました。

USJにあったETのような、ゆっくり周りのキャラクターや風景、台詞を聞いて楽しむアトラクションです。

こういうアトラクションはその世界観に入り込めたような感覚になれるので大好きです。

スペインの歴史を辿っていたと思ったら、いきなり海の中から宇宙まで移動したのは少しシュールで笑ってしまいましたが笑

映画にミュージカル、キャラクターグリーティング

アトラクションを楽しんだあとは、カンブロン劇場で映画を見ました。

時間によって違う短編映画を流してくださっているみたいなのですが、私たちが見たのは「ドンキホーテ 夢見る騎士」でした。

もちろん、登場人物はスペイン村のマスコットキャラクターたちなのですが、みんなそれぞれ個性豊か……キャラが立ちすぎていて面白い。

物語本編もおもしろいですし、間に差し込まれる姫のシーンは本当に一瞬だけだったのに、かなりの癒やし効果がありました。

本編も、かつてスペイン南部はイスラム教徒に侵攻(という言葉が正しいかは分かりませんが)されていたこと、そしてキリスト教の国としてそれらを滅ぼしたこと……という割と血なまぐさい歴史を、上手くファンタジーにしているな、と思いました。

映画の感想など書き出すと、旅行ブログが感想ブログになってしまうので、ここまでにしておきます。

ぜひ、行った際は見てみてください。

映画を楽しんだ後は、コロシアムで行われていたミュージカルを見に行きました。

キャストの皆さんもキャラクターたちも本当に歌も踊りも上手で、一瞬帝国劇場に来たのかと思いましたよ。

踊りがタップだったりフラメンコだったりと、とても激しいのでキャラクターの中に入っている人たちは特に凄いなと思いました。

誕生花についてのお話だったのですが、私が好きだったのは6月です。

あの雨と傘を使ったパフォーマンスがとっても良かったです。

「雨に唄えば」のワンシーンみたいでお洒落でしたし、キャラクターも一緒に踊っているので可愛さもあって、すっごく素敵な空間でした。

10月のお花紹介のあとで、「今月誕生日の人を一人ステージに上げる」という企画(?)があったのですが、なんでそのタイミングだったのかは謎です。

しかし選ばれた女の子も一緒に当たり前のように踊っていて、「完コピ凄い(2回目)」と尊敬してしまいました。

ミュージカル観劇後は、エスパーニャ通りで行われていたキャラクターグリーティングに並びました。

本当に締切りのタイミングギリギリで並べました。(というか、スタッフさんが少し融通を利かせてくれたのです、優しい。)

この日のこの時間帯のキャラクターはサンチョさんでした!

アラサーに対しても子供達と同じように夢を見させてくれるキャラクターたち、本当に凄い。

最初のパレードもそうなのですが、キャラクターと写真を撮るのも今まであまりなかったかもしれない。

(推しのライブで行われる握手会も基本参加しないタイプです笑)

すごく気恥ずかしさはあったのですが、なんだかんだ楽しかったので流れに身を任せてよかったなあと思います。

そして後で確認してみると大量の写真が撮影されていて、更に驚きました。

あの短い時間であの枚数を撮れるの……本当にプロじゃん笑

余談ですが、映画を見るためにシアターに入るとき、受付のお姉さんが「Ola!」と言ってくれていたのに、コミュ障が発動してしまってお返事できなかったです。

こんなことではバル巡りどころではないぞ、私!

ハビエル城、プリマ・オペラ、イサベル

グリーティングのあと、フラメンコまで微妙に時間が空いたのでハビエル城博物館に少しだけ立ち寄りました。

1時間もいなかったと思うのですが、次回行ったときはもう少し見たいポイントがたくさんでした。

世界史好きとしては、とっても楽しかったのです。

大航海時代が始まり、ポルトガルに次いで覇権国家となった時代や、それ以前の先ほども書いた宗教で分断されていた時代、レコンキスタ……やはり歴史は楽しい。

しかし、無敵艦隊が敗れたアルマダの海戦のことはあまり書かれていなくて、「まあ、そうだよな……」と思ったりもしました。(私が単に見逃しているだけかもしれませんが。)

時間が迫ってきたので、ハビエル城を切り上げてフラメンコの会場、カルメンホールへ。

見れるだけでも嬉しいのに、なんと前から2列目のど真ん中という神席!チケットを取ってくれた友人には本当に感謝です。

今までたくさんの舞台やコンサートに行ってきましたが、やはり共通するのは「客電が落ちる瞬間が一番わくわくする」ということですかね。今回も例外なくそうでした。

あの一気に雰囲気が変わる感じが、大好きなんですよねえ。

話が逸れてしまいましたが、フラメンコ、本当に最高でした。

足で力強いステップを踏みながら、上半身はとても軽やかでなめらか。

まったくぶれない体幹。

楽器や扇子捌き、衣装の捌き方まで優雅さが滲み出ている。

なによりアダルティーな雰囲気を出しつつも、いやらしさは全く感じない。

世界観に見入ってしまいました。

あと皆びっくりするほど足がなっっっっがい!まじで25メートルくらいあるかと思いましたもん。

チケットとは別料金になるのですが、それにしても600円は安すぎて驚きです。

これは、実際にスペインに行くのがもっと楽しみになってきました!

志摩スペイン村ホテルとイサベルの像

フラメンコを見て興奮冷めやらぬところですが、日が落ちてきたのでお土産を購入して一度ホテルに戻りました。

ホテルから自宅へ配送手続きをしていただけるのでそれをお願いして、ついでに荷物を部屋に持っていきました。

お部屋がとても広々していてかなりゆったり出来ます。

広すぎてカメラに収まりきらなかった……

あと、写真を取り損ねたのですが、湯船とシャワーと両方あります!お風呂にお湯を張れます!笑

お昼からずっと歩きっぱなしだったので、少しだけ休憩して再び園内に戻りました。

夕方~夜はお昼とはまた違った雰囲気で素敵です。

コロンブス広場にあるイサベルの像の点灯式を見に行ったのですが、その道中で見えるライトアップの数々が本当に素敵でした。

これを見てしまうと、南スペインのアルハンブラ宮殿にもやはり行きたくなりますね。

しばらく歩いて、スペイン村のメイン広場から一番遠くにあるイサベルの像に辿り着きました。

凄く高い位置に鎮座しているのが、まるでまだ見ぬ海の向こうの世界に希望を持っているように見えて良いですね。

点灯式も歌あり、お芝居ありの中、それに合わせてライトアップされていくのが、なんとも言えないくらい幻想的でした。

大航海時代って、凄くロマンに溢れているなって思います。

もちろん、それのために死んでいった船乗りもたくさんいたでしょうし、滅ぼされた独自の文化もたくさんあります。

そして間もなくしてポルトガル・スペインの覇権国家時代は終わり、オランダ、イギリス、アメリカと続くわけですが。

でも海の向こうを見てみたいって言って、本当に出航しちゃうその行動力、見習いたい。

ポルトガルとスペイン……イベリア半島を巡りたいですね。

ホテルのレストランでスペインのコース料理をいただきました

志摩スペイン村ホテルにはレストランがいくつかありますが、せっかくスペイン村に来たのだから「ヒラソル」さんでスペイン料理のコースをいただきました。

コース内容はこのような感じです。

ピンチョスの盛り合わせ

ちなみに飲み物はノンアルコールの白ワインです。

ホットタパス。ふたつとも絶品すぎてびっくりしました。

お魚料理。お魚にエビ、ホタテ……海鮮づくしでとても豪華。

そして淡泊な白身魚にあおさバターの塩みとなめらかさがとてつもなく合います。

バターがむつこく感じだしたら、一度さっぱり白ワインでリセット……はあ。(思い出して思わずため息笑)

お肉料理。お魚もお肉も食べられるって、とても良くないですか?

イベリコ豚って脂身が凄いイメージだったのですが、その考えが覆されました。

グリルなので脂を落としてくれているのかもしれません。

そしてスペインと言えば……パエリア!!!

一度写真のために専用のお皿のまま持ってきてくださいました。ありがたい。

その後は自分たちで取り分けるか、店員さんに取り分けてもらうかを選べます。

少しのスパイシーさとレモンの爽やかさって、なんであんなに合うのでしょうね。

デザート。ひたすらに可愛い。

ケーキもなのですが、右側の緑色のチョコレートが凄く甘くて美味しかった。

そう言えば、チェックアウトしてから食事を食べるまで少し時間があったので、ホテルの中庭(?)を散策していました。

そちらの写真も載せておきますね。

おわりに

1泊2日の志摩スペイン村は、とても大満足でした。

それと同時に、やはり本当のスペインに行きたい気持ちが更に強くなりました。

北スペインのみで考えていましたが、やはり南スペインも行きたくなってきております。

せっかく行くなら縦断したいけれど、過去の経験からそれをすると疲労度がかなり上がるのも分かっているので、悩んでいます。

またその辺りも含めて、色々計画を練っていきたいなと思います。

それでは!

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