【観劇記録】PRETTY WOMAN The Musical【感想】

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感想

こんにちは、macaronです。

今回は、2026年観劇初めの演目「PRETTY WOMAN」の感想を書いていきます!

実は今回、ミュージカル初観劇の同僚と一緒に観劇しました。

見終わった後、「凄くよかった~!」と感動してくれていて、こちらも良かった~となりました笑

映画も未見・内容の予習もなしで行きましたが、開幕早々大号泣しておりましたので、早速まとめていきます。

では、どうぞ!

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キャスト&あらすじ

キャスト

ヴィヴィアン・ウォード星風 まどか / 田村 芽実
エドワード・ルイス城田 優
キット・デ・ルカエリアンナ / 石田 ニコル
ハッピーマンspi / 福井 昌一
フィリップ・スタッキー寺西 拓人

あらすじ

企業買収ビジネスで成功を収める実業家エドワードは、仕事で滞在していたロサンゼルスで、ハリウッド大通りに立つ自由奔放な女性ヴィヴィアンと偶然出会う。

日々の生活に追われながらも、自分の力で道を切り開いてきた彼女は、見る者の心を捕らえる存在感と、自然と引き寄せられるような魅力を備えていた。そんなヴィヴィアンに、軽妙なかけあいで心のガードを外されてしまうエドワード。

一夜限りの関係と思われたが、共に過ごすうちにエドワードは彼女の飾らない無邪気さや、時折見せる芯のある姿に心を奪われていく。
そして翌朝、社交行事や取引先との会食を控えていたエドワードは、彼女に「期間限定のパートナー」として共に過ごすことを提案する。

「取引」として始まったはずの関係は、やがて互いの心を溶かし合い、二人の物語を動かしていく…。

PRETTYWOMAN THE MUSICAL 公式より

「私は誰でもない」の可能性

いきなりメインの二人(ヴィヴィアン&エドワード)ではない所から書きます笑

「開幕早々大号泣」と言うのは比喩でも何でも無い。

最初に出てきたハッピーマンの「君の夢は何?」「私は誰でもなくて、誰でもある」という言葉。

これで心が掴まれたというか……、ぐっと引き寄せられたのです。

実際に彼は最初の路上での役(ストーリーテラー含む)、超高級ホテルのオーナー、洋服屋の店主、オペラの指揮者(演者では無かったはず!)……と、どんどん姿を変えていきます。

(私が分かったのはこれくらいですが、もっとあったのかな?やはりオペラグラスは持って行くべきだったな)

この、どんどん役が変わっていく姿が「誰かの夢」を表しているように、私には思えたんですよね。

大人になって、現実を見るようになるにつれ忘れていくけれど、夢って本当はもっと壮大でいい。

「なれるわけない」じゃなくて、もっと素直に「なりたい!」「やってみたい!」でいい。

まずそう思わないことには、「私は誰でもない」ではなく「誰にもなれない」になってしまう。

ハッピーマンの存在って、現代の「何者かでなければならない自分」「どこかに属していなければと思う心」みたいなのを、優しく、温かく否定してくれる存在だなあと、全編通してずっと釘付けでした。

誰でもないって、これからの可能性に満ちあふれている。

そして夢を見せるだけではなくて、最後にちゃんと「叶う夢、叶わない夢どちらもある」と、そっと現実を置いていくのも素敵。

上手く言えないけれど、もう一度ハッピーマンを観に行きたいまである。

エドワードとヴィヴィアン 無い物ねだりの二人が同じ景色を見るとき

エドワードとヴィヴィアンについては、本当に真逆!!

……真逆に見えて、実は同じ事を抱えているような二人だな、と思いました。

まずエドワードはお金持ちで学がある。ちゃんとした定職に就いていて、社会からの信用度が高く、政界にまで顔が効く。

対してヴィヴィアンはストリート暮らしで、高校中退(でも勉強のポテンシャルは秘めている)。定職には就いておらず、いわゆる貧困層にあたる人間。

これだけ違うように見えて、実は二人とも同じ「自由」を求めているのが、すごく印象的だった。

そしてその自由をお互いの中に感じ取ってしまっているのが、本当に無いものねだりなんだよなあ、って思う。

エドワードはヴィヴィアンの素直さを眩しく思っていた。

いつも彼女の素で生きていて、変に取り繕うことをしない。

社会のしがらみなんて関係なく、思ったことを言い、やりたいことをする。行儀の悪さとか、関係ない。

あらゆる物事に縛られて雁字搦めになっている自分とは真逆で、眩しい。

ヴィヴィアンはエドワードの立場や金銭面に自由を見いだしていた。

資本主義のこの時代、何かを手に入れるにはお金がやはり必要になってくる。

素敵なホテルに泊まれるのも、(ヴィヴィアンが大好きな)かっこいい車に乗れるのも、一流の洋服を準備できるのも。

でも、当人にとってはどこか満たされなくて、思い悩む。

それぞれの立場での不自由と葛藤していたからこそ、お互いの本心に触れるにつれて惹かれ合ったんだのではないかな、と思っています。

実はこの二人のシーンで、特に好きな流れがあります。

それは、オペラを観に行ったシーンから、二人が一度別れる流れ。(連続していないので、流れと言うには少し変なのですが。)

オペラを楽しそうに見るヴィヴィアンに「君の目にはどんな世界が広がっているのだろう」みたいなことを、確かエドワードが言っていましたよね。

その後別れのシーンで、ヴィヴィアンがホテルから出て行った後、エドワードは高所恐怖症なのを押し殺して、ホテルのバルコニー(本当に手摺の所まで)に出て行くじゃないですか。

そこで初日にヴィヴィアンがバルコニーではしゃいでいる場面がふと蘇ってきて。

自分の恐怖に打ち勝って一歩踏み出したエドワードは、そこにどんな景色が広がっているのを見ていたんだろうか。

ヴィヴィアンと同じ世界(今までの自分にはなかった新しい世界)を見ることができていたなら、良かったなと思うよ。

その他の感想

・ヴィヴィアンとキットの友情がとても好き。というかキットが好き。

・あの環境で、もしかしたら自分がヴィヴィアンルートに入っていたかもしれないのに、それを悔やむでもなく、心から「あんたなら出来るよ!」って言えるの、尊敬する。

・人に囲まれていても、信頼出来る人では無いエドワードと、たった一人でも信じられる友がいるヴィヴィアン。

・でもエドワードも、あの流れはきっと最高のビジネスパートナーになれるよね。

・ここでもまた「マンマミーア!」が出て思わず笑ってしまった(以前聞いたのは、劇団四季の「バックトゥーザフューチャー」)

・そして芝生の上を裸足で歩いているエドワードを見て、思わずニール・サイモンの「裸足で散歩」かと思っちゃった。

・社交ダンスのレッスンシーンが素敵過ぎた。福井さん本当に何でも演じられるお人だなあ。

・普通は「白馬に乗った王子様」が迎えに来てくれるのが主流だと思うんだけど、ヴィヴィアンの場合は「白馬に乗った騎士」なんだね。

・そしてその後は「お姫様が騎士を助ける」というのも、ただ与えられるだけじゃ無くて、お互いに一緒に歩いて行ける関係性なのが良い

・椿姫、すごく切なそうな演目じゃないか!!(いつか見たいな……)

おわりに

いや~本当に楽しかった。

1年の最初にとてもハッピーになれる演目を見られて幸せです。

今年初めて出逢う演目もたくさん出てくると思うので、一つ一つ、一瞬を見逃さないように全力で観劇に臨みたいと思います。

それでは、今年も(もう2月ですが)皆さん、そして私が良い観劇ライフを送れますように!

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