【感想】20th ANNIVERSARY Kazuki Kato Orchestra Concert 2026@東京オペラシティコンサートホール

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感想

こんにちは、macaronです。

2026年7月26日、加藤和樹さんの初単独ミュージカルコンサートに参加してきました。

20周年関連のイベントはできる限り参加する予定で。

全部の感想を書ききれないので、ブログに書くのは止めておこうかな~と思っていたのですが……。

ミュージカルコンサートが本当に最高過ぎて、書かずにはいられなかったので思いの丈を書き綴っていきます!!!

それでは、次から感想になります。

どうぞ!

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セットリスト&感想

第1部

1.Overture
テニスの王子様~ウェストサイドストーリー~マタ・ハリ~フランケンシュタイン

テニスの王子様はどこかで来るだろうとは思っていましたが、本当にど頭でくるとは思ってなくて声が出そうになりました。

氷のエンペラーだっ!と思った瞬間少し笑ってしまったのだけど、その後じわじわと迫り来るものがあり、気付いたら号泣していました。

WSSは、予定していた劇場で公演されることはもう二度とないと思うと……苦い記憶でもある。

あのときフランケンの流れで柿澤加藤回を取っていた。見たかったな。

2.本当の俺じゃない(ロミオ&ジュリエット)

ああ、私は何故このとき彼を知らなかったんだ……。

コロナ禍でできなかった演目は(WSSを除いて)再演の希望はあるけれども、ロミジュリだけはきっともうないものな。

まあでも、誰かを推すときには、必ず過去の知らなかった時期があるのは付きものなので……仕方ないかな、とも思っている。(ほら、V6は13年分の過去があるわけだし(遠い目))

なによりも知ってからの濃い毎日を楽しんでいるので、それで良いのです。

3.俺は流れ者(レディ・ベス)

一応、当時表記の「レディ」にしてみました。

なんというか、私の観劇人生はここから始まったので色々な感情が湧き上がってきた。

自分の意思で「行こう」と思った初めてのミュージカルで。帰ってからも音楽頭の中から消えなくて……。

梅田芸術劇場に観に行ったのですが、その後我慢できずに名古屋のチケットを追加し、夜行バスに乗って向かったという。

そして当時の和樹さんが演じるロビンは初々しかったですが、10年以上経って歌うロビンは流れ者として(?)ちょっと熟してきたというか。

詩人、役者、歌手……本当に全部育ててきたロビンが舞台上にいるなあ……と時の流れを感じました。

4.Chaiyya Chaiyya(ボンベイドリームス)

ボンベイ、たま~~~に聞きたくなる。(シャカラカ……の曲もクセになる)

実はこれかなり難しいのではないかと思っている。キー高くない??

レディベスの次に見たのがこれだから、あまりのジャンルの違いに「あ、ミュージカルってこんな世界もあるんだ!」と、少し挙動不審になっていた。

映画の話だから煌びやかな場面も多いのだけど、その裏に漂う仄暗さとか、どうあるのが幸せなのかとか……色々考え始めるようになった作品かもしれない。

そして、和樹さん曰く「小池先生に『和樹は色黒だからインド人できるよ!』と言われたすぐ後にボンベイドリームスの出演が決まった」とのことw

流石小池先生……未来予知……

5.アンドリュースの予見(タイタニック)

泣く!!!!!!

船が沈むと分かってから見えてくる製図の欠陥。

今ならこんなにもどこを修正すればいいか分かるのに。

設計段階で気づけなかった悔しさと、最後の最後まで完璧に仕上げようとするプライド、そして「秋」を歌いながら沈んでゆく姿。

当時見たとき、歌いながら沈んでいくのがとても印象に残っていて。

モーリーコンで久しぶりに聞いて鳥肌が立って、今回も更にぞわぞわした。

実は再演を見られていないので(台風で飛行機が飛ばなかったのです)、またミュージカルとして見たいなあ。

6.サ・イラ・モナムール(1789-バスティーユの恋人たち-)

曲入り聞いただけで涙が出るとはこのことです!!

初演のチケットが取れなくて、再演で自分の中でこれでもかと通いつめた演目。

最初は東京と大阪だけの予定が、気付いたら博多まで飛んでたんだものなあ。びっくりだよ。

今聞いても「きっと上手くいく」が不安にしか思えないの、変わっていない。

成長していないとか悪い意味ではなくて、当時のロナン像を今でも表現できていて凄いなあと思うのです。

(逆の方を挙げると理生さんのアンジョルラスは、何故革命成功しないんだ!?と思うのだけど、それもまた良き)

1789といえば今でも記憶に残っているシーンがある。

「自由と平等」で喧嘩別れしたロナンと革命家3人が、2幕のクランプ後に再度団結したところ。

大ちゃんデムーランが和ロナンの肩に手を置こうとして一瞬躊躇ったのを見て、突然涙腺がぶっ壊れた。

そういうふとした瞬間に出会えたりするから、観劇ってやめられない。

7.There is a Sucker Born Ev’ry Minute(バーナム)

白状すると、コロナ禍の演目は見えていないです。

(2020年のフランケンシュタインを最後に、観劇再開は2023年のジキル&ハイドでした)

なので、演目に対しての思い出とかはないのですが、それを抜きにしてもめちゃくちゃ楽しくて可愛い曲だな!!!

か、和樹さんがタップを踏んでいる……?

えええ~本当に、努力の塊でしかないよなあ。そういうところが尊敬できるし、だから推したくなるんだよ。

ダンス苦手と言っていた割には、最近は凄く軽やか(?)に踊るし。どうなっているんだ本当に。

本編を知らない分、そんな考えが頭を埋め尽くした1曲でした。

8.モノローグ(独り言)

ここでゲストの真彩希帆さんが登場。

真彩さんは、2023年のファントムで初めて拝見したのですが、本当に可愛らしくて歌も上手くて、一瞬で好きになりました。

で、お二人の共演作であるファントムから歌われるのかな~と思っていたのですが、まさかのフランケンシュタイン!!??

しかも聞いたことない箇所がある????

独り言ってフルサイズはもう少し長いんだね。時間とか演出上の都合でカットになったのかな。

衝撃的すぎて歌詞は覚えてないのだけど、「この恋心は結局私の一方的なものだったのね」みたいなニュアンスだったような。(違っていたら誰か教えてください)

真彩さんがジュリアだったら、音月さんや花乃さんとはまた違ったベクトルのジュリアになりそう。

9.傷(フランケンシュタイン)

あーーーーーー!!!!

絶対……絶対、「俺は怪物」を歌うかと思っていた。選曲が反則過ぎる。

率直に感じたことを書くとね、この曲本当にだんだんとアンリのことを歌っているように聞こえてきてしまっている。

後悔→傷の流れだから、どう考えてもビクターへのアンサーソングではあるのだけれど。

過去が伏せられたままのアンリの記憶なんじゃないか、って思うときがある。

「どう恋をして」まではアンリで「どう死ねばいい」は怪物、なのか?

ここで考えるのは止めておこう。来年フランケン10周年なので、期待しております。

10.俺はこの街が嫌いだ(ジャック・ザ・リッパー)

再演が決定しているということで、予習みたいな形になります。

それにしても。

こちらの方がアンダーソン刑事の曲で、2幕で歌う「こんな夜が俺は好き」がジャックの曲なのが、屈折していて好きだなあ。(未見の感想です)

アンダーソン、あらすじ見ただけでは割と酷いことしていて(元恋人を囮にしているとか)、なんとなくラドゥーさんみたいなイメージができあがっている。

あそこまで苛烈ではないけど、上手くいかない現実に打ちのめされている感が……いやこれは本番見るのが楽しみですね。

11.選択~俺ひとり取り残されたこの場所(最後の事件)

すっごく最新!このシーン、本当に涙なしでは見られない。

何だか不思議な感覚だけど、歌が入っていないホームズのパートまで聞こえてきた。

フランケンもそうだけど、生みの親vs生み出されたものという構図が好きなのかも。(韓国ミュージカルがそういうの多いよな。大枠で捉えれば、ファンレターも恐らくそう)

「もう一度やり直せても、同じ選択をするだろう」

この創作者としての覚悟を感じさせる一言が、実はとても好きだったりする。

このミュージカルでは描かれていないけれど、その先再度ホームズシリーズを書くことになったことまで考えると、苦しくなったりもするのだけれど。

この舞台の音楽をオーケストラで聴くと、とても壮大になるね。

音楽の壮大さは、役者の感情の強弱に比例すると考えているので、本編を見たときとは別の感覚になったのだけど。

オーケストラはオーケストラの、ピアノはピアノの良さがあるな、と改めて感じました。

(あのもの悲しさや、音を出しながらの静寂感を出せるのは、ピアノ1本演奏の強みだと思う)

12.戦いが終わっても(マタ・ハリ)

これを1幕最後に持ってくるのずるくないか?

1幕が終わっただけなのに、舞台1本を見たくらいの疲労感がドッと襲ってきて。

その後休憩なのか終了なのか一瞬迷ったところだよ。

マタ・ハリは初演から一貫してラドゥーが好きなんですよね。

ちょっと気持ち悪いところもあるけれど、あの中間管理職みたいな、全部に板挟みされて最後に自分の感情が爆発しちゃうのガン見してしまうんだ。

凄いなって思うのは、この曲ってラドゥーとして歌う最後の曲なんですよね。

ラドゥーとしてその日の公演を生きてきた集大成を表すこの曲を、1曲だけ歌うコンサートで引っ張り出してこれる和樹さんが本当に恐ろしい。

曲を歌ってきたというよりも、それぞれの役を生き抜いてきた人の歌い方だなあと、思いました。

第2部

13.真実の鏡(怪人と探偵)

怪人と探偵、久しぶりに聞いた。

全ての事象には表と裏があり、いくら善であろうとしても正しくあろうとしても、きっと完璧にそうなることなど不可能……ともがく曲ですかね。

寧ろ善側であるからこそ、より深く思い悩むこともある。

これはね……恋愛メインではなく怪人vs探偵として再演して欲しい気持ちはある。

でも曲は全て好きなのがまた悩ましい。

ちなみにあのラスト、私は怪人によるリリカ成り代わりエンドだと思っているよ(反論は認めます)

14.願いを託して(北斗の拳)
15.虹(ローマの休日)

ローマの休日って日本のミュージカルなの?ミュージカル化したのが日本発って意味であっているのかな?

ここら辺も見られていないので、再演して欲しい気持ちはあるのだけど。

ローマの休日、再演をしたとしても元基くんは出演……しないよね。

16.HOME(ファントム)
17.My Mother Bore Me(ファントム)

この流れにしたの本当に天才。

お話の流れ的には全然繋がっていないのだけど、「あれ、実は繋がっていた……?」と錯覚するレベル。

HOMEのあと、捌けようとするクリスティーヌにそろそろとついて行くエリック。

そしてMy Mother~の曲頭で打ちひしがれるエリック。

あの一連の流れだけで涙が流れ出すの何なんだ。

愛と憎しみとが入り交じってぐちゃぐちゃになった感情を処理しきれないまま歌う曲だから、こちらもその膨大な感情をそのまま受け取るしかない。苦しい。

そしてなんと、2027年に再演が決定!!?う、嬉しい……。

エリック・クリスティーヌも重要なのだけど、キャリエール!キャリエールは誰なのかが一番気になります。

18.なぜ僕を愛する?(ラブ・ネバー・ダイ)
19.月のない夜(ラブ・ネバー・ダイ)

ラブ・ネバー・ダイ、なんとなくファントムではなくオペラ座の怪人を見てからの方が良いのかな、と思って見に行けていない。

しかし、聞いていた通り曲がとてもいいな。

エリックのコートを脱いだらサスペンダーのラウルになる演出(?)、シンプルなのだけどとても良かった。

衣装を1枚変えるだけで全く違う雰囲気になるのも、すごいなあ。

そして「月のない夜」はラウルではなくファントムとクリスティーヌの曲なの?

いきなり大人っぽい空気になって、ドキドキしてしまったよ。

20.奪われた光(キングアーサー)

こちらも予習になるのだけど、めっっっっちゃかっこいい曲でビビった。

歌唱披露や伊礼さんの舞台稽古映像で曲自体は聞いていたのだけど、生で聞くと迫力が違うな。

コンサートが終わった後リピートした曲No.1なのです、実は。

音域かなり広いし、いきなり飛ぶしでかなり難しい曲だと思うのですが、難なく歌いこなしておられて……素敵でした。

2番サビ前の徐々にチューニングはまっていくのがとても好き。

来年これが見られるのかと思うと楽しみすぎる。

今回は廣瀬さんとのWキャストなんですよね。

47都道府県ツアー(岐阜)で「最近よく一緒にやっているから、コンビ組む?みたいな話になっちゃって」と仰っていて。

一瞬ワイルドグレイが浮かんだのだけど、うまいキャスティングが出てこなかった笑

21.こんな夜が俺は好き(ジャック・ザ・リッパー)
22.ウィルパワー(サムシング・ロッテン!)

こんな曲なの!!?というのが最後に2連続できた笑

ウィルパワー、よく最後に持ってきたなwと思ったけど、あの盛り上がりは最後でよかったな。

ジャックの曲ももっと暗くてかっこいい系かと思いきや、絶妙に明るさを感じさせる曲で。

先程も書きましたがアンダーソンの曲との対比がより明確で良い。

さて。

本編の感想をここまでつらつらと書いてきましたが、ジャンルの幅広すぎませんか?

「ミュージカル」と言われて誰もが想像するようなものから、2.5次元、インド、フレンチロック、韓国……。

今回はミュージカルコンサートだったけれども、それをしながら自分の曲を作りライブをして、声のお仕事もあり。

曲のジャンルだけでなく活動範囲も本当に幅広くて、ご本人の20年の歩みをじっくり思い返せた1日だったなと思います。

それでは最後、アンコールの感想いってみよう~~!

アンコール

23.Stop the world(カムフロムアウェイ)

なんでか分からないけれど、今回はカムフロムアウェイ歌わないよねと思っていて(本役ソロやデュエットで歌っている曲がないので)。

なので、曲が始まった瞬間に驚きすぎて鳥肌がすごかった。

最後の「stop the world please」が温かくて優しくて、涙が出た。

カムフロムアウェイは演目としてかなり好きなのですが、曲も全て良い。

そして何故か2人ともちゃんと板に足を付けて歌っているのに、椅子の上を歩いているように見えたし、和樹さんの手にはマイクじゃなくてインスタントカメラが握られているように見えた。

完全なる幻覚なのですが。

またどこかで再演していただけると嬉しいなと、日々思っております。

24.遙か空から(マタ・ハリ)

泣かせにきているよな、この流れ。

1演目1曲かと思っていたので、マタ・ハリからは「戦いが終わっても」だけかと思っていたら、アルマンの曲も歌ってくれて大感謝。
(よく考えたらジャック・ザ・リッパーも2曲歌っているな、と今冷静になったら分かる)

この曲、マタ・ハリのなかで一番好きなので嬉しい。

これも真彩さんと一緒に歌って欲しかった気持ちもあるけれどね。

アルマンが歌っていて、途中からマタ・ハリの声が重なってくる場面が大好きなのです。

ああ、凄いな。

1曲ごとにこうやってその役たちを切り替えられるの、本当に尊敬する。

歌い終わったとき、ふと思った。

待って、マタ・ハリで2役分歌ったってことは、次の曲……

25.君の夢の中で(フランケンシュタイン)

わーーーーーー!!!!!

このアンコール3曲の流れ凄まじすぎて、もう体力も涙腺もごっそり持って行かれました。

恐らく、和樹さんご本人にとってもフランケンは特別な演目になっていると思うのですが、私にとっても結構特別な演目です。

人に勧められるかと言えば、全然勧められないのでどうしたものか……と頭を悩ませたりもしますが笑

この曲、ビクターとのやり取り含めて大好きなので、「言うんだ!!殺してないと言ってくれ!!お願いだーーー!!」の幻聴が聞こえて、更に情緒がおかしいことに。

「あの日君に会っていなけりゃ、この人生なんてなかったのさ」

私も、多分和樹さんに会っていなかったら、ここまでミュージカルにはまることもなかったんだろうな。

そうしたら今好きになっている俳優さんたちのことも、まったく知らないままだったのかもしれない。

本当に、感謝しかないです。

26.終わりの途中に、花を

これを最後に持ってくるのか。

完全に47都道府県ツアーとは分けて考えていたから驚いたけれど、結局全部の活動が今の彼に繋がっているわけだから、別に区切る必要なんてないよね。

今回は特に単独コンサートだし。

ライブにしか行かないという人もいれば、観劇しかしないという人もきっといる。

その中で、出会った全てにありがとうと歌で伝えるのは本当に彼らしいなと、勝手に思ったりしたのでした。

終わりに

書き切った!!!長いので、MCについては今回は省略します。

が、1つだけ。真彩さんの「ウィルパワー✨」がかっこよすぎて惚れました。

実はこれを書いている時点で自身の47都道府県ツアー参加も全て終了しています!

兵庫、徳島、愛媛、三重、岐阜……たくさん行ったなあ。

次は秋のライブ!周年記念イヤーもいよいよ大詰めですが、まだまだ熱くなりそうですね。

そして、最後の東京は行けないな……と思っていたのですが、金曜なら行けるかもしれない??

少し検討します!それでは!!

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