【感想】書く習慣-初心を思い出させてくれた大切な1冊

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感想

こんにちは、macaronです。

今回はいしかわゆきさん著「書く習慣」を読み終えたので、感想を書いていきます。

私もそうなんですけど、書くことに限らず情報発信をしている人はなにかし得られるものがあると感じました。

全部が全部おすすめというわけでもなく、「ふーん……」で終わってしまう項目もあれば、「刺さるなあ……」とのめり込むように読んでしまう項目もあります。

今、進もうとしている道で迷ってしまっている人には是非読んでいただきたい1冊です。

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私はなんのために書き始めたんだったっけ?

ブログで「発信する側」になってみて、それまでブログに抱いていたイメージとはかなり違うな、というのが第一印象でした。

学生時代にやっていた「前略プロフィール」(だったかな?)のように日常の発信をするものだと思っていたのですが、実際はもっと考えて練り上げて書くものだということに、開設してから気づいたのです。

・SEOライティングを身に付けること

・誰かの悩みを解決する記事でなければならない

・ペルソナを細かく設定する

・集客記事と収益記事を意識する

なるほどなあ、と思いながら記事のネタや構成を考える毎日。

とても充実してて、そして私の考えが記事になっていくのがとても嬉しく感じたんです。

それと同時に心の隅っこの方に少しだけ、違和感があることにも気づき始めていました。

『ちゃんと自分の言葉で、自分の本音が綴られている文章は、「誰にでも書ける文章」ではありません。』

書く習慣 第4章「ちゃんと伝わると嬉しくなる」

この言葉ではっとしました。

「私は何のためにブログを書き始めたんだったっけ?」

自己紹介のページにも書いてあるように、読書や観劇が好きだから、その感想を熱く語りたい。この気持ちをシェアしたいと思ってブログを始めたのではなかったか?

もちろん、今まで書いてきた記事は私の人生で積み重ねてきたものたちですし、全て本音です。

ああいう記事もこれからどんどん発信していきたいですし、「いい!」と思った商品は惜しまず紹介していくつもりです。

問題は私自身の心のありかた。

ブログを始めて4ヶ月。たったの4ヶ月です。

それに加えて本業もありますので、ずっとブログのことを考えているというわけではありません。

なのにスタートをきってからこんな短期間で、いつの間にか私は「ブログとはこうあるもの」という固定観念に囚われるようになってしまっていたのです。

先ほどの言葉で、周り5メートルくらいしか見えていなかった視野に一気に光が差し込んできたような気分になりました。

早くも忘れかけていた、初心の気持ちを思い出させてくれた。それだけで、買って良かった、手に取ってよかった、出逢えてよかったと心から思っています。

他の誰でもない、自分のために書いてもいいのだと思わせてくれた

先ほども書きましたが、ブログを書くにあたってペルソナの設定が重要だとたくさん見聞きしてきました。

誰に向かって発信するのか、ですね。できるだけ具体的に設定した方がいいと言われています。

その上でキーワードを探したり考えたりなどの上乗せ作業があるのですが、私はこれがとても苦手です。

色々考えている間に、「これを伝えたかったんだ!」というものが遠ざかっているんですよね。

『過去の自分に向けて書くと、「未来の誰か」が救われる』

書く習慣 第5章「読まれるともっと好きになる」

それまで、掴めそうで掴めなかったもの。

どう取り組めばいいかぼんやりとしか見えていなかったものが、文字となった言葉を読むとすっきり自分の中に落とし込めました。

結局皆の悩みや不安は、誰しもがその道を通るのですよね。もちろん私も含めて。

それならまずは、私が満足できる文章を書くことから始めてみようと思いました。

結局自分が一番良く知っている人間は自分なので、そこさえも満足させられないなら、他の人を満足させられるはずがないな、というのが私の着地点です。

書きながら、吹っ切れた感じがします。

迷ったとき、何度でもここに立ち返りたい

「そう言えば、書く習慣は身に付いているな」

本を購入した直後、私は正直そう思いました。

発信こそしていなかったものの、個人的な日記は中断期間がありながらも10年以上書いています。

舞台の感想をノートにまとめたりもしているので、昔から書くこと自体は好きだったんだと思います。

私にとっては書く作業をしていくうえでの気の持ちよう、いわゆるメンタリティを学べた本でした。

もちろん、ブログを始めたからには収益化も目指しています。当分の私の目標はそこですし、それを達成して叶えたい夢があります。

でもまずは、何よりも私自身の思いを大切にしたい。

開設したときのあの情熱をずっと持っていられる自分でいたいと思います。

それを忘れそうになったとき、迷ってしまったとき、ここに戻ってきたい。そう思える1冊でした。

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