何かを購入したとき、貴方はどれくらい満足できていますか？
「なんでこれを買ったんだろう」
「帰って開封してみたら思っていたのと違った」
「お金の無駄遣いだ……」
こんな風に思うこと、ありませんか？
せっかく欲しいと思って買ったのに後悔ばかりするのは、できれば避けたいですよね。
今回は、心を満たすためにどういう買い方をすればいいか、そして「買い物での失敗」を乗り越える方法をお伝えしたいと思います！
この記事はこんな人にオススメ！
・買い物をした後、いつも後悔してしまう人
・全部素敵に見えて衝動的にカートに入れてしまう人
満足いく買い物にするために
本当に必要かどうか考える
「物を買う」という行動には次の3つのパターンが存在します。
①明確に「このお店のこの商品が欲しい」という意思を持って買う場合
②お店をまわっていて、「よさそうだな～、買おう！」となる場合
③トレンドに乗るためにとりあえず買ってみる場合
①の場合はとても満足度の高い買い物ができます。
例えば、いつも愛用しているスキンケア用品や、すでに何回か見ていて「絶対に欲しい！」と思う物などが当てはまります。
そして③は大体が後悔するパターンです。
流行っているものを見て、自分が本当にいいな、ほしいなあと思っているなら問題ありません。
しかし、ただ単に「流行っているから」だけで購入してしまうのはお勧めしません。
たまによかったと思えるものに出会うこともありますが、ほとんどが流行が終わった後に必要なくなることが多いです。
そして、満足と後悔の分かれ道になるのが②のパターン。
「少し気になる」ものに出会ったときです。
この場合衝動的に買わずに他のお店を回ってみたり、日を改めたりしてみてください。
「さっき買ったけど、こっちのお店の商品の方がよさそうだった……」なんて感じたことありませんか？
私は何回もあります。
一度保留にして、それでも忘れられないもの、ずっと考えてしまうものは貴方にとって必要なものなのです。
そして、買おうかどうか悩んでいる理由がもし「金銭面のみ」の場合は、思い切って購入してみてください。
「買ってしまったことへの後悔」ばかりに目が行きますが、「買わなかったことへの後悔」の方が、実は長く続いてしまいます。
少しお金がかかってしまったとしても、忘れられないほど気に入った購入品は長く大切に使いますし、何よりも幸せで満たしてくれます。
自分の所持品との組み合わせを考える
「買ってみたはいいけど、自分の持ち物と合わせられないな」
せっかく気に入って買ったのに、いざ使おうとすると合わせる物がなくて結局使わずじまい……。
そんな経験はありませんか？
後悔しない買い物をするためには、自分の所持品とうまく組み合わせることができるかどうか考えましょう。
洋服や靴、時計など身に付けるものであれば、自分が今持っているものとのコーディネイトは大丈夫か。
普段の自分のスタイルや、クローゼットの中身を思い出して「この組み合わせなら大丈夫そう」と想像できれば問題ありません。
また、普段使いや便利グッズなど身に付けないものであれば、それらを使っている自分を想像できるか考えてみましょう。
欲しいと思って買うからには、それを自分も楽しみながら使い続けられるのが最高だとは思いませんか？
直感を侮ってはいけない
ここまで、「買う前に一度考えて！」としつこいくらいに繰り返してきて、今更何を言うの！？と思われそうですが、自分の直感はとても大事な決め手です。
いわゆる「一目惚れした」というやつですね。
ただこれは、何でもかんでも「これ！」となったものを買い物かごに入れていいというわけではありません。
前2つで述べた必要かどうか考えること、そして使っている姿を想像して買うことを繰り返した結果、経験値として身につくものです。
今まで貴方が行ってきた決断、後悔した買い物……全てが積み重なって「直感」として現れてくるのです。
直感でこれが求めていたものだ、と思う商品には巡り会うべくして巡り会えますし、一目見て分かるようになってくるので本当にそれまでの積み重ねは大切です。
とてもあやしいことを言っているのは承知なのですが、ある日突然「わかる」と思える日が来ます。
失敗をなくすことは不可能
「買い物で失敗しない方法」とはよく言われますが、恐らく失敗をなくすことは限りなく不可能に近いです。
もし、絶対に失敗したくないと思うなら、買い物自体をしないのが一番いいという結論になってしまいます。
何にしてもそうですが、失敗よりもそうなったときにどうするかが重要になってきますので、後悔してしまったときの対処法をいくつか挙げていきます。
勉強になったと考える
まずは、失敗自体を糧にしてしまう方法です。
勉強でも仕事でも、趣味でチャレンジしていることでも失敗から学ぶことはたくさんあります。
買い物も同じです。
後悔してしまうとき、「こういう系統のものは使わない」とか「もう少しこうだったら良かった」と必ず考えるはずです。
その考え自体が学びになり、次の買い物に活かされるようになるでしょう。
使い道を考える
もう一つは、そのもの本来の使い方ではなく、別の使い道がないかを考えてみてください。
例えば、コップをペン立てに使う……など本当に簡単にできることで良いのです。
もしくは、アイディアが浮かんだときは、少し時間を掛けてリメイクしてみるのも良いですね。
愛着が湧いて、ずっと使い続けられるものへと変身するかもしれません。
どうしても使い道がない、そもそもあまり好みじゃなかったと感じる場合も、今はメルカリなどで売りに出すこともできます。
すぐに捨ててしまうのではなく、最後までどうにか活かせないか考えることで後悔が軽減されます。
まとめ
見てきたように、満足度を上げるための買い物の方法は次の4つです。
①購入前にまず考えてみる
②自分が使っている姿を想像してみる
③直感を信じる
④失敗した買い物も失敗で終わらせないようにする
少しずつ、できることからためしてみてください。
後悔する買い物から満足できる買い物に変えることができますし、何より、満足のいく買い物は人生そのものの幸福度を上げてくれることでしょう。
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