3月、4月は大きく環境が変化する時期。
期待がありつつも、不安な気持ちを抱えているという人は多いと思います。
実際に私も転職で新しい職場環境になり、不安になったり落ち込んだりすることも多いです。
そんなときに「なんだかうまくいくかもしれない!」と思わせてくれるのが読書。
今回は、不安なときや落ち込んでいるときにおすすめの本を紹介します。
読んでいるだけで少しでも勇気をもらえるものばかりになっていますので、是非参考にしてみてください。
この記事はこんな人にオススメ!
・もやもやした気持ちをスッキリさせたい人
・不安を少しでも減らして前向きになりたい人
・「そのままの自分」を受け入れられるようになりたい人
落ち込んだ心を少し軽くしてくれる本5選
①なぜかうまくいく人の「秘密の習慣」 佐藤伝
「目に見える成長じゃなくて良い。毎日ほんの少し、0.1%の成長を積み重ねていけば良い。その積み重ねがやがて習慣にになり、人生を変えるきっかけになる」
そんなことを教えてくれる本。
一部の人しかできないような行動ではなくて、「こんなのでいいの?」と思ってしまうものがたくさんあります。
項目ごと(お金とか思考など)に分けて書いてくれていますし、所々イラストも挟んでいてくれてとても読みやすいです。
できることから少しずつ試してみましょう。
それができたとき、少しの達成感や満足感を感じることができ、毎日が楽しくなってくるはずです。
②うまくいっている人の考え方完全版 ジェリー・ミンチントン
この本のテーマは「自尊心の高め方」。
自尊心とは、「自分を好きになり、他人と同じように自分も素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じること」。
自尊心=プライドというイメージがあったんですけど、全然違いました。
多くの人が失っているこの自尊心を取り戻すための100個の考え方が書かれています。
読み方も自由に、好きなように決められるのが楽しいですね。
前から順番に読んでいってもいいですし、目次を眺めて気になったところを順に読むのもいい。
・人の言葉に惑わされず、自分の心に従ってみる
・自分中心に生きてみる
そんな生き方でもいいんだ、と思わせてくれる本です。
③心を鍛える技術 秋山ジョー賢司
不安やストレスが発生するメカニズムやその解消方法を、精神論ではなく、科学的に解き明かすところから始まる本。
「あの人みたいに生きられたら幸せだろうなあ。それに比べて自分は……」と思っている人にこそ読んで欲しい。
他人ではなく、「憧れの自分」をメンターとして偽りの自分から脱出する術を見つけられます。
不安を解消するところから、人生を切り開く覚悟(チャレンジ精神)を持てるようになるまでが書かれており、「頑張ってみようかな」という気持ちにさせてくれます。
④自分を育てる方法 中竹竜二
先ほどの「憧れの自分をメンターにする」というのと似ていますが、自分で自分を育てる「セルフリード」を学べます。
前向きに生きよう!というよりは、だめなときは無理に前向きにならなくてもいいよ、と言ってくれる本です。
自分の現状をそのまま受け入れて良いよ、と言ってくれると肩の荷が下りますし、心がとても軽くなります。
ゆったりと落ち着ちつきながら自分のペースで進んでいきたい人におすすめします。
一つとても印象的だった言葉が、「過去と未来は非連続」というもの。
自分の選択や行動で未来は変えられる、絶対なんてないと思わせてくれました。
あと、著者がラクダとして登場するのもなんだか親近感が湧きます。
ウチダメンタル 心の幹を太くする術 内田篤人
元プロサッカー選手、内田篤人氏が自分のメンタルの捉え方を書いた本です。
こちらだけ、今まで挙げてきた書籍と毛並みが違うんですが、知人にお勧めしていただいてとてもよかったのでご紹介します。
まず、メンタルを強弱ではなく「上下」で表すこと。そして高くても低くても良いので「一定に保つこと」。
今までにないメンタルの捉え方をされていてとても驚いたのですが、なるほどな、と腑に落ちることも多かったです。
こういうメンタル系の本で、著者自らが今まさに悩んでいること、いろいろ模索している最中であることを隠さずに言ってくれるのはとてもいいな、と思いました。
トップまで上り詰めた選手が私たちと同じように悩んでいる、と書いてくれるだけで「みんなそれぞれ抱えているんだな」と思うことができます。
一つの物事の捉え方として、ぜひ読んで欲しい本です。
余談ですが、中田英寿さんとの対談がとても好きでした。
まとめ
今回は不安なとき、落ち込んだ時にそっと背中を押してくれるような本を紹介しました。
何か一つでも、貴方が辛いときに思い出せるような、心の拠り所になれるような言葉と出会うことができたなら嬉しいです。
またおすすめの本が更新されたら、紹介しますね。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
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