【合格体験記】簿記2級を6回受験してやっと合格した話

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資格試験

こんにちは、macaronです。

2024年2月10日、長年(?)受け続けた日商簿記2級にやっと合格することができました。

いやあ、本当に長かった。

半ば、もういいか~と思ったときもあったのですが、お仕事での半期の目標にしてしまったので強制受験ルートに突入してしまったと言うわけです。

今回は本当に久しぶりに資格試験の記録を書いていきます。

それでは、どうぞ!

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受験の軌跡

冒頭で書いたように、私は6回目の受験でようやく合格しました。

それまでの点数はこんな感じです。

1回目(2023/7/1受験):56点

範囲が広すぎて、完璧にしてから受けていたらいつになるか分からなかったので、感覚をつかむためとりあえず受験。

2回目(2023/8/13受験):50点

あれ~、問題もそこそこ何往復かしたはずなんだけどなあ。合格ラインの70点が遠すぎて一旦諦める。

3回目(2023/12/23受験):66点

職場で下半期中の合格を目標に設定されたため慌てて受験。夏から勉強が進んでいなかったにもかかわらず、この点数が取れて少し調子に乗る。

4回目(2024/1/20受験):62点

あれ、下がった???ここくらいから徐々に焦りが出始めます。

商業簿記の叩き込みももちろんですが、工業簿記が壊滅的だったので何か対策方法はないかと探し始めます。

5回目(2024/1/28受験):64点

5回目ともなるとへこんでしまって、流石に少し泣きました笑

実はこの次の週にも受験しようと考えていたのですが、会場が満席で予約が取れなかったのでさらに1週間後に受けることに。1週間日程が延びたので、詰め込もうとしていた工業簿記をもっとかみ砕くことに。

6回目(2024/2/10受験):86点

や、やった~~~!やっと合格できました。今まで伸び悩んでいた工業簿記の点数が取れたこと、さらに商業簿記も今までのどの回よりも高得点を取ることができました。

教材は3級に引き続き、TAC出版のものを使用させていただきました。

簿記2級の出題範囲

簿記2級は全部で大問が5つあり、それぞれの出題範囲と配点は以下の通りです。

・第1問(20点):商業簿記の仕訳問題

・第2問(20点):連結会計、株主資本等変動計算書

・第3問(20点):損益計算書、貸借対照表の作成、精算表

・第4問(28点):工業簿記の仕訳問題、個別原価計算、総合原価計算、部門別原価計算

・第5問(12点):直接原価計算、全部原価計算、など

第1問から第3問までは商業簿記。第4問、第5問は工業簿記が出題され、70点以上が合格条件です。

商業簿記のみの出題だった3級と比べて、新しく工業簿記が加わるため範囲が一気に広がります。

また、配点を見て分かるとおり、第4問の配点がとても高いです。

私は最初、「商業簿記で満点をとって、工業簿記10点を目指そう」と思っていたのですが、たくさんの方がおっしゃっているように、工業簿記で点数を取れるようにしておかないと合格できないな、と試験を受けていて感じました。

何故かというと、3級とは比較にならないくらい2級の商業簿記は難しくて、満点はおそらく取れないからです。

あくまで私の感想ですが……。

3級では得点源だった第1問の仕訳問題も、結局2級では最後まで満点を取れませんでした。

1問4点なので、取れれば得点源なのですが、ミスすると結構な大ダメージを受けるという地獄問題に見えてきていました。

普通に問題文も長くて難しく感じたので、簿記の知識だけでなく読解力も求められます。

第2問、第3問は運もあると思います。

得意分野の問題が出れば本当にラッキーです。貸借対照表と損益計算書を両方作成しなければならない問題が出たときは、絶望するかと思いましたもの。

何回も「不合格」の文字を見るのは精神的にもかなりキツかったのですが、簿記2級の合格率は30%を上回っていないというのを見て、なんとか耐え抜きました。

工業簿記に舵を切ってよかった

さて、かなり遅い段階ですが、4回目の受験後に思い切って勉強方法を変えてみました。

3級のときの「使用しているテキストの問題集をやりこむ」、という方法だけでは合格点に届かないと思ったのです。

そこでまず、もっと本番形式に近い練習問題はないかなとネットを探してみることに。

過去問が公表されていないのであまり期待はしていなかったのですが、なんと!ありました!

「日商簿記2・3級統一試験対策 模擬試験」(ネットスクールさん)

こちらに3問ほど、本番と同じ形式で練習出来る問題が用意されています。

しかも解説動画つき。

この解説動画で商業簿記を各問7割以上解けるまでに持って行けたと思っています。

ただ、工業簿記はもともとあまり理解が出来ていなかったため、講義の動画を探してみました。

そして辿り着いたのがこちら。

CPAラーニングさん公式HP

私は工業簿記のみ利用しましたが、おそらく元々が公認会計士資格取得に向けたサービスですので、他のコンテンツの動画もいくつか視聴できるようになっています。

会員登録は必要ですが、料金等は発生しません。

本当に助かります。

この動画で1から学び直したので、工業簿記もある程度点数が取れるようになり、なんとか合格まで漕ぎつくことができました。

いやでも本当に、図で覚えるの大事だな……と勉強しながら感じました。

私は差異分析がすごく苦手だったのですが、公式を覚えるのではなくて、シュラッター図を書くようになってから徐々に理解出来るようになったと思います。

今簿記2級を勉強している方、これから挑戦してみようかなと思っている方の参考になれば嬉しいです。

最後に

今回の受験を振り返って、正直最後は問題運も良かったなあ……とふと思ったりします。

第2問は私が得意だった「株主資本等変動計算書」の作成、第3問は損益計算書のみの作成で連結会計も絡んでこない問題だったのです。

このおかげか、いつも6割くらいしかとれていなかったこの2問で満点を叩き出すことが出来ました。

工業簿記も第5問は正直0点かもと思っていたのですが、結果を見ると意外と得点出来ていて。

どこが合っていたのか分かっていないのは、それはそれで問題なような気もしますが……笑

そんなこんなで、私の約1年間に渡る簿記2級との長い闘いは幕を閉じたのでした。

次はMOSのwordか世界遺産検定……でも語学の勉強も始めたいなあと、色々考えています。

簿記に限らず今何かの試験に向けて勉強している皆さん、一緒に頑張りましょう。

それでは!

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