【合格体験記】MOS Excel 365&2019一般レベル【独学】

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資格試験

2023年1月21日、パソコンの実技試験であるMOS試験 Excel2019の一般レベルを受験、無事合格いたしました。

過去問等が公開されていない&Excelに苦手意識がある状態での受験でしたが、なんとか独学でも合格することができましたので、勉強方法やかかった時間などをお伝えできればと思います。

 この記事はこんな方にオススメ!

・パソコンの資格取得を考えている方

・MOS試験に向けて勉強をしている方

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MOSとはOfficeの利用能力を証明する資格試験のこと

MOSの正式名称は「Microsoft Office Specialist」といいます。

その名の通り、マイクロソフト社が提供しているオフィスの利用能力がどれくらいあるかを試すものになります。

Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの全5科目。

そのなかで更にレベルやバージョンで細分化されており、一つずつ受験していくような形になります。

詳しい受験項目などはMOSの公式サイトをご覧ください。

私は最新のExcel一般レベルの2019を受験しましたが、基本的には自分の状況に合わせて受験科目やレベルを選択していくのがよいでしょう。

例えば「会社で使っているバージョンが2016」という方は2016を受験するのがベストですし、「毎日使っているから基本的な操作はマスターしている」という方はスペシャリスト(上級レベル)を受験してステップアップを目指すのもいいと思います。

また、MOSは日本のみではなく世界共通で受験されている試験です。

国際的に通用する資格を持っているって、少しかっこよくないですか?

そのような面もありつつ、就職や転職にも有利な社会人必須のスキルを身につけられる試験ですので、ぜひ一度受けてみてはいかがでしょうか?

受験のきっかけ

2022年の5月にITパスポートを受験した後、今度は実技的な知識を身につけたいな……と思い試験勉強を開始しました。

実のところ、当初はWord2019の一般レベルを受ける予定でした。

Wordの方がまだ身近な存在でしたし、何よりExcelは「SUM関数くらいなら知っている……」というような苦手意識もりもりの状態でしたので、ワンクッション置きたかったのです。

しかし、勉強も終盤にかかろうとしているときに転職が決まってしまいます。

話を聞いていると、転職先ではExcelを使う可能性が高いように感じられましたので泣く泣くWordの勉強をストップし、Excelの勉強へと方向転換したわけです。

MOS試験を受けるまでの勉強方法

使用した参考書:FOM出版「よくわかるマスターMOS Excel365&2019対策テキスト&問題集」

試験までに使用した参考書はこれ1冊です。

「操作の説明」→「練習問題」→「単元末の確認問題」の3ステップでしっかり知識や実技を定着させることができます。

それぞれのボタンについての解説もしてくれていますし、なにより模擬試験の問題は本当に重宝します。

模擬試験は実際の試験と同じような画面構成や時間で行われるので、本番の感覚をつかむことができますし、ここである程度点数をとれるようになると自信につながります。

ちなみに最初は圧倒的な時間の足りなさと点数のとれなさに絶望していました。

50分で6つのプロジェクトを解かないといけないのです。1つのプロジェクトに10分も使うことができません。

しかも、合格ラインの7割に到底及ばない点数を叩き出していましたね。

模擬試験を解く→間違えたところの解説を聞く→テキストで復習を繰り返している内に時間も収まるようになりましたし、点数も徐々に上がってきたので反復練習あるのみです。

勉強時間は約3ヶ月

転職活動が10月中旬に決まり、11月頃から勉強を開始したので大体3ヶ月ほどの期間になります。

ただ、この期間は日商簿記3級と勉強期間が重なっていましたので基本的には土日のみの勉強です。

平日は簿記に充てて、土日の午前中は簿記、午後からMOSという割り振りをしていました。

受験日の1週間前くらいからは平日に模擬試験を1日1題(全部で5題あるので)解いて最終調整、というような感じでしたかね。

こうやって書き出してみるとそこまで時間を割いていませんね。

一般レベルは本当に基礎的なことになるのでこのくらいでも大丈夫だったのかな。

Excelへの苦手意識だらけだった私でも大丈夫でしたので、まだコツがつかめていない方も不安にならないでくださいね!

実際の試験

試験範囲と解答のコツ

おおまかな出題範囲は以下の5つです

・ワークシートやブックの管理

・セルやセル範囲のデータの管理

・テーブルとテーブルのデータの管理

・数式や関数を使用した演算の実行

・グラフの管理

勉強をしていくうちにおそらく得意分野と苦手分野がはっきりしてきます。

そんなことは当たり前です。

例えるなら学校の授業でしょうか。

いくら国語が好きといっても論文も小説も古文も漢文もすべて得意!!!と胸を張って言える人は本当に少数です。

大切なことは「苦手分野をある程度、本当に基礎の基礎はできるようにして、できない部分は得意分野でカバーする」ということです。

つまり「得意分野だけは絶対間違えないようにしておくべき!!!」ということです。

言い方は悪いですが、試験においては受かるためのテクニックというのも必要になってきます。

合格ラインを超えていればいいのです。ここの割り切りは本当に重要です。

できなかったところは後でじっくり復習して追々身につけて行きましょう。

受験してみての所感

参考書付属の模擬試験でコツはつかんでいましたが、開始前はとても緊張しました。

「落ちてしまったらどうしよう……」というよりも受験料が1万円超と高額ですので「1回で受からなければ……!」という気持ちが強かったです。

実際受験しての感想としては、練習のときよりも問題文の言い回しが少し複雑で理解するまでに時間がかかってしまった問題が数問ありました。

誤差の範囲だとは思うのですが、もう少しわかりやすく問題をだしてくれてもいいのにな……とはなりましたね。緊張のせいもあったとは思いますが。

制限時間は50分ですので、1分悩んで答えが出ない問題はフラグを立てて後回しにしても大丈夫だと思います。

解ける問題から取り組んで確実に点数を稼ぎましょう。

それから「戻る」ボタンについて。

実は参考書付属の模擬試験では「戻る」ボタンを使うとプロジェクトすべて×になるという現象が何度か起きていました。

調べたところ、模擬試験のプログラムも完璧ではないとはあったのですが、本番でそうなってしまったら嫌だなと思い、私は「リセットボタン」を使うようにしていました。

おそらく本番環境は大丈夫だとは思うのですが、「絶対に大丈夫」という自信はないので解いているプロジェクトの最初の方で間違えてしまったときはリセットボタンを使うことをおすすめします。(リセットボタンを使うと、解答中のプロジェクトが最初からになります。)

もう一つはショートカットキー。

「このブックに○○という名前をつけなさい」とか「文字列にhttps://~のリンクを設定しなさい」のような問題ではコピー&ペーストが時短の鍵になります。

問題文の範囲を選択して右クリックでコピーという手法ができませんので「Ctrl+C」でコピー、「Ctrl+V」でペーストは覚えておきましょう。

ヒヤヒヤしましたが無事合格です!

点数について言っていませんでしたが、なんと……

978/1,000で合格しました!

今までで一番の得点が出せて本当によかったです。

間違えた問題はおそらく「プロパティについて」です。

指定のものだけ削除、すべて削除してはいけないという問題が分からずに解答せずに終えたんです。

点数からみてもその1問かな。

次は途中でやめてしまったWordを受けて、可能ならExcelのエキスパートも受験してみようかなと思っています。未知の世界ですので、頑張らなければ。

まとめ

いろいろと書いてきましたが、MOS試験は一般レベルであれば独学でも合格ラインには届きます。

ですが、勉強しながら「誰かに教えてもらった方が効率がよさそう」というのは正直何回か思いました。

調べてみたらMOSの受験対策をしてくれているところもあるみたなので、そういうものもまた紹介できればなあと思っています。

今の時代、お仕事などでもパソコンのスキルが求められることがたくさんあると思います。

そんな中で、国際資格でもあるMOSを取得することは自信にもつながると思いますので、興味のある方は勉強、受験をしてみてはいかがでしょうか?

それぞれの受験会場でいつでも受けることができますので是非チェックしてみてください。

「私はこういう風な勉強をした」とか「こんな難しい問題がでた」みたいなエピソードがあれば、よければ教えてくださいね。

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